植草被告の上告棄却 痴漢行為で実刑確定へこの国の司法は腐っている事がはっきりしました。
痴漢冤罪 防衛大
最高裁第3小法廷;痴漢事件で防衛医大教授に逆転無罪(09年4月14日)や
足利事件の冤罪は植草一秀さんの無罪判決の布石かと思っていたのですが、上告棄却という判決ですからね。警察官も検察官も裁判官も裁かれる道を選んだのかも知れませんが、腐敗しきっていますね。
皆様の温かなご支援に感謝申し上げます植草一秀さんのblogに書いてあります。
植草一秀の『知られざる真実』より
<転載開始>
日本の警察、検察、司法権力は腐敗している。私は今回の最高裁不当判決が示されるまで、慎重に裁判所批判を避けてきたが、現実は予想通りのものであった。
民主主義制度、基本的人権を守る上で、警察・検察・司法制度における前近代性除去は何よりも優先されるべき事項である。しかし、日本では政治家でさえ、これらの勢力を敵に回したくないとの理由から、本格的な改革に取り組むことを躊躇(ちゅうちょ)する。
本ブログでしばしば取り上げる「フランス人権宣言」がたった17条の条文のなかに、「政治的自由」、「法の下の平等」、「罪刑法定主義」、「適法手続き」、「無罪推定の原則」などを定めているのは、人権に対する警察権力行使に内在する危険性を深く認識したからに他ならない。
フランス人権宣言はアメリカ合衆国で自由主義精神の洗礼を受けたラ・ファイエットによって起草され、1789年にフランス国民会議によって議決され、1791年のフランス初の憲法冒頭に掲載されたものである。
爾来(じらい)、220年の時間を経た日本では、いまも警察・検察・司法制度、人権軽視がフランス人権宣言以前の状況に放置されている。この問題の潜在的な重大さは極めて深い。
日本の議院内閣制は、法令上の規定によって付与されている権能を最大に活用すると、三権を掌握する独裁者としての地位を内閣総理大臣に付与しかねない危険性を内包している。内閣総理大臣は警察・検察権力の上位に位置し、その活動を指揮し得る立場にある。また、最高裁長官の指名権、および最高裁長官以外の裁判官の任命権は内閣にある。
つまり、内閣総理大臣は司法権を掌握しうる地位にあるのだ。
日本でも建前上は「罪刑法定主義」、「適法手続き」、「無罪推定の原則」、「法の下の平等」、「政治的自由」を基本に据えていることとされているが、現実が異なる。
白川勝彦氏が指摘されるように「Due Process of Law」=「適法手続き」の取り扱いが極めて杜撰(ずさん)である。このために、無数の冤罪が生まれている。
足利事件で菅家利和さんの無実が明らかにされ、菅家さんは17年ぶりに自由を取り戻した。しかし、17年の時間を誰も埋め合わせることができない。私たちが考えなければならないことは、目に見えない水面下に多数の冤罪被害者が存在することである。
今回の最高裁不当判決についてのコメントを掲載したところ、本当に多くの皆さまから身に余る温かなお言葉を賜った。心から深く感謝申し上げる。私が罪を犯しているなら、私は潔く事実を認め、罪を償う道を選択している。
98年事件、04年事件、06年事件のいずれについても、私は事実をありのままに述べてきた。天に誓って無実潔白である。心に一点の曇りもない。
「天知る、地知る、汝知る、我知る」との「四知」という言葉があり、拙著『知られざる真実-勾留地にて-』にも記述した。心に一点の曇りもないから、人の世でいかなる弾圧を受けようとも、恥じることはなく、正々堂々と前に向かって進んでゆくことができる。
同時に、多くの心ある人々が、真実を見つめようとし、私の言葉を信じてくれる。この心が私を支えてくれている。真実を見つめる皆様のお心に心から感謝を申し上げたい。
副島隆彦氏は著名人の立場にあり、実名を明らかにするなかで、私の言葉を信じて下さり、対談として著書を出版下さった。そのご決断に心より感謝申し上げている。一人でも多くの皆様に真実を伝えるうえで、この上ない大きな力を賜った。
ネット上でも本当に多くの皆さまから温かなお言葉を賜っていることに、深く感謝を申し上げたい。
「神州の泉」様、「カナダde日本語」様、「Aobadai Life」様、「晴天とら日和」様、「文藝評論家山崎行太郎」様、「反戦な家づくり」様、「Easy Resistance」様、「東京サバイバル情報」様、「一秀君の同級生のブログ」様、「どなんとぅ ぬ だぁ」様をはじめ、多数の皆さまから本当にありがたいお言葉を賜った。すべてを紹介申し上げられないが心より感謝申し上げたい。
また、本ブログへの情報伝達の重責を担って下さっている「植草事件の真相掲示板」様にも、非常に多くの皆さまからありがたいお言葉を多数賜っている。
また、日本電子新聞社様が、『売国者たちの末路 私たちは国家の暴力と闘う』について、ありがたい書評を掲載くださった。書評掲載にお礼申し上げるとともに、ご高覧賜りたい。
次期総選挙が目前に迫り、日本は歴史上、最も重要な時を迎えている。フランス革命前夜と言い換えてもよいかも知れない。
政権交代を実現し、警察・検察・司法制度の前近代性を除去しなければならない。日本に本当の意味での民主主義を初めて確立することが求められている。
既得権益勢力である「悪徳ペンタゴン勢力」は総選挙まで、あらゆる手段を用いて、本格政権交代阻止に向けての工作活動を展開してくると考えられる。この時期の上告棄却もその一環であると考えられる。
私も残された時間のなかで、可能な限り情報を発信する所存である。
マハトマ・ガンディーの「真実と愛は必ず勝利する」の言葉を刻み、進んで参りたいと思う。
「Aobadai Life」様が拙著『知られざる真実-勾留地にて-』から、以下の記述を掲載下さった。
「人として生まれた貴重な時間をどう充実させるか。
それが人生の課題だ。
不条理や理不尽を与えられることもある。
その困難、試練を乗り越える原動力は愛の力だと思う。
『愛を知ること』が生きることの素晴らしさだと感じた。
心と心は時空を超えてつながる。
それを感じることができるなら、いかなる困難も克服できると思う。
苦難を克服し、信念を守って生きてゆきたい。
発言を続けることは危険を伴う。
しかし、人はパンのために生きる存在ではない。
いかなる妨害があろうとも屈服せず、
勇気をもって今後も発言を続ける覚悟だ」
ここで言う「愛」とは人間愛、「無償の愛」である。人を人として慈しむ心=「無償の愛」の力が人を救済すると思う。
本当に多くの皆様から「無償の愛」を賜り、そのエネルギーは宇宙を貫く。
微力ながら私も自分のできること、自分の使命を果たしてまいる所存である。なにとぞ今後ともご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
<転載終了>
こんな文章が書ける人でもあるのですから、植草一秀さんを陥れようとしている人達は嫉妬したのかも知れませんね。その人達に罰を与えられる国に住みたいものです。
[1265]植草一秀氏への最高裁の上告棄却の判決があった。この司法官僚どもの、横暴に私は怒りを感じます。副島隆彦さんの投稿もあります。
副島隆彦の学問道場 気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板より
<転載開始>
[1265]植草一秀氏への最高裁の上告棄却の判決があった。この司法官僚どもの、横暴に私は怒りを感じます。
副島隆彦です。 以下の記事は、植草一秀氏への、最高裁判所の、近藤崇晴(こんどうたかはる)裁判長による、氏の痴漢冤罪事件への、25日の上告棄却 を伝える記事である。
以下に載せる記事は、PJニュース というヤフー・ニュースの一部門のサイトからのものである。
私、副島隆彦は、この判決の4日前に、植草氏との対談本「売国者(ばいこくしゃ)たちの末路」(祥伝社刊)を出したばかりである。私は、この司法官僚どもの暴挙に、激しい怒りを覚える。
植草氏は、この判決で、実刑判決を受けたようである。2006年の未決拘留(みけつこうりょう)の132日間のうち、60日ぐらいしか算入しない決定で、実刑の、刑務所への収監の残余の2か月が執行されるようである。私には、これ以上の詳しいことは今の時点では分からない。植草氏の弁護団がいろいろと教えてくれるだろう。私は、氏と連絡を取り合っています。
私たち学問道場は、植草氏を支援し、警察・検察・裁判所(すなわち法務省官僚ども)の、権力犯罪、言論弾圧を許さず、植草氏への実刑攻撃に対して、強く抗議すべく、私は、弟子たちと慎重に協議した上で、何らかの抗議行動に打って出ることにします。
植草氏を支援する人々と一緒になって、協力し合って、権力犯罪との闘いを始めなければならないと思います。これからは、私たちは、慎重に注意深く動かなければならないと思います。相手は、政治警察(公安警察)と法務省だからです。 副島隆彦拝
(転載貼り付け始め)
「植草被告の上告を棄却=小泉・竹中政権の犯罪暴露を恐れてか」
2009年年6月28日13時53分 / 提供:PJ
【PJニュース 2009年6月28日】 電車内で痴漢行為をしたとして東京都迷惑防止条例違反に問われていた植草一秀被告の上告審は、25日付で最高裁第三小法廷(近藤崇晴裁判長)が、植草被告の上告を棄却する決定を下した。
1、2審の懲役4月(未決勾留(こうりゅう)2月を算入)の実刑が確定するが、被害者証言や検察側目撃証言の多数の矛盾点や植草被告の無罪を証明する弁護側証人の証言内容が十分に検討された形跡がなく、判決には強い政治的な背景がちらつく。
起訴内容は2006年年3月、京浜急行品川-京急蒲田駅間の電車内で女子高校生の尻を触ったとされるもの。 公判では被害者が一度も出廷せず、検察側目撃証人が警察との事前接触を隠していたことが明らかになっている。起訴状にある犯行時間帯に、植草氏が誰とも接触していなかったと証言する市民も現れた。
4月には防衛医科大学の名倉正博(なくらまさひろ)教授が被告となった同様の事件で最高裁が逆転無罪を示しているだけに、行方が注目された。
判決に対し植草被告は、「一般市民とされる人物が事実を確認しようともせずに駅事務所にわたしを強引に連行し、捜査段階でもひたすら自白を強要するだけで合理的な捜査を行う姿勢を全く示さないなど、初めからおかしかった。
一般の痴漢えん罪と通じるものか分からないが、公判でも検察側目撃者の証言に無数の重大な矛盾が生まれ、繊維鑑定についてもわたしの手の付着物が駅員制服の構成繊維と『極めて類似している』との専門家鑑定結果が弁護側から証拠申請されたにもかかわらず裁判所が証拠採用しないなど、矛盾が噴出している。証拠から合理的に結論を導くのではなく、初めから結論ありきで裁判が進められたとしか考えられない」と話していた。
高裁での審理も「審理不尽」と言わざるを得ないものだった。10項目以上に及ぶ弁護側の重要な証拠調べ請求を一顧だにせず、公判は1回結審で締めくくられた。
最高裁での審理について、植草被告の弁護団所属弁護士の一人は、「ひどい判決に驚いている。最高裁逆転無罪を出した名倉判決で最高裁第三小法廷は『水掛け論』では有罪を出せないことを明記したにもかかわらず、何の理由も示さずに上告棄却とはひどすぎる」とコメントした。最高裁の審理姿勢は「法の下の平等」を満たしているとは言えない。
植草事件は政治的背景がうわさされてきたが、判決のタイミングはこれを一層感じさせる。 政治学者の渡邉良明(わたなべよしあき)博士が森田実(もりたみのる)氏のホームページで、植草氏の無実を公言し、副島隆彦教授も 同様の見地から植草氏との対談本を出したばかり。
植草氏のブログは1日5万人に読者が拡大し、自民党劣勢の中で総選挙が近づいている。政権交代が実現すれば、小泉・竹中政権の下で行われた国家的な犯罪が続々と白日の下にさらされることに。
植草氏は27日、ブログで読者に表明した。 「私は天に誓って無罪潔白である。したがって、心には一点の曇りもない。…幸い、多くの皆さまが真実を見つめ、私の発する真実の声に真摯(しんし)に耳を傾けて下さっている。…いかなる弾圧に直面しても、節を屈せず、微力ながら一歩ずつ前進して参りたいと考えている」。
事件の真相があらわになるのは、時間の問題のようだ。【了】
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「植草一秀の『知られざる真実』
高橋清隆の文書館
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(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝
<転載終了>
騙されないようにしたいものですね。騙されない人が増えると、日本の警察・検察・司法権力は腐敗しているところに所属する腐った人達の行動を正すことができるようになるでしょう。
オイラは、組織を潰して、全く別な物で警察・検察・司法権力をきちんとしたものにする必要があると思います。少しずつ変えて行こうとすると、結局何も改善されないのですからね。
疑って疑って騙されないようにして、真実を見ていけるようにしたいものです。